2013年06月28日

当たって砕けろ!

今夜は、チャーハンなど作り自室で寛いでいると、同僚のブーから電話だ。「大工の棟梁が奢るから来い」というお誘いだ。目の前の道を北にずーっと行って、ドンづきあたりの道端シーフードが、会場らしい。初のお誘いだし、一度は飲んでみたい相手だったので、出かけて行った。シーフードレストランは、基本的にどんな安い店も活けの魚介類を扱っている。ランクをつけるなら上から、水槽完備、クーラー付きの普通のレストラン。次が、道端にもテーブルは出ているが、屋根のある所もありトイレも一応ある、しかし魚介類はタライに入れてある、クーラーはなし、のタイプ。そして最低ランクが、屋根もない、トイレもない、ただの空き地にテーブルを設置しての営業、しかしタライに魚介類は生きている、という仲間内でバーベキューやってる感じの店。
当然同じものを飲み食いしても値段は違い、それは店の作りに比例してるわけですよ。

目の前の道を北にドンづきまで行ったあたりだと聞いて出発した指定の店は、まさかの最低ランク業態。別に空き地にテーブルでも不満は何もないが、問題は衛生面。いや、問題はここだけなんだよ、私にとっては。高級店よりむしろ楽しい。私が着いた時には、注文はもう終わっていた。貝の炭火焼のような野趣溢れるつまみでローカルビールをぐびぐび。ん~イヤー仲間内のバーベキューみたいでいいねぇ、と思っていると次に、なんと「刺身」が出てきた。真水も満足に使えないような調理環境で「刺身」ですよ。日本人は刺身が好きだからたのんどいたよ、的な雰囲気もあり、友好のためにも食べざるを得ない状況です。で、腹を括って頂きました。美味かった。活け〆だもん、美味いよ。でも菌もウイルスも見えないし味しないし・・・・あれから二時間、今のところ体調の変化はありません。朝まで何もありませんように祈るばかりです。デモさ、昭和40年代までは日本の屋台も似たようなもんだったんだもんね。ベトナムでもそのうち、衛生面がどうのと言い出して、清潔になり過ぎて、アトピーとか出てくるのかな・・・
  


Posted by MAKOTO at 01:32Comments(0)食べ歩き

2013年03月06日

世界は一つ?

5日の夕食は、一昨日から来ているセブのスタッフと、昨日インドから来たシステム管理のインド人技術者と、総勢十名でホイアンのインド料理屋に行って来ました。

ダナン唯一のインド料理屋さんも賑わっているのですが、ホイアン唯一のそのお店は、ダナンの店より旨いと評判です。

また、欧米人に人気のホイアン中心部に位置するため、旅行者で常に満員だそうで、今日も予約なしで行ってみると、「お待ち」になりました。

まぁ、料理は噂通りに美味しかったですよ。料理の写真を撮るのはいつも忘れてしまうのですが、今日は大変面白いものを見つけたので写真に撮りました。


ウェイトレスが、我ら一行のインド人に「インド人か?」と確認したあと持ってきたのが、これです。

何か緑の物体とグラニュー糖がそれぞれの器に入って登場です。

インド人を見ると、それぞれをだいたい同量手のひらに取り、ぽいっと口に放り込みます。

取り敢えず真似すると「くちゃくちゃやれ。そのあと飲み込め」と言います。「胃がスッキリするぞ」言います。

確かに爽やかなスパイスの香りは、胃をスッキリさせそうだしなかなかイイ感じ。インド人は、「地元ではソンフと言うのだ」と教えてくれました。

英語の名前は「アニス」とウェイトレスが教えてくれました。

そこで、ふと気づいたことが。

先日、ダナンのイタリアンレストランでオーナーが「食前酒にパスティス飲むか?」と言っていたことを思い出しました。

パスティスっていわゆる「アニス酒」ですよ。他には、ペルノーとか、リカールとか、ウーゾとか・・・何を隠そう私の大好物ですよ。

あれ?ヨーロッパは食前にアニス酒で、インドは食後にアニスくちゃくちゃ!

ハーブやスパイスはもともと薬なわけで、さもありなん、なわけですが、なんだかいろんな意味で嬉しい出会いでした。


それにしても、インド人は最初から最後までずーっとスパイスとハーブを食べてるんだから、感心します。

まぁ、和食も、どこよりも新鮮な海産物を食し、お茶飲んで更に発酵食品バンバンだから、負けてはいないけどね。

  


Posted by MAKOTO at 19:25Comments(0)食べ歩き

2013年01月22日

朝ごはんの定番

 今朝オフフィスに行くと、エンジニアのBoo(ブー)が、バインミーをくれた。
ベトナムの朝ごはんの西の横綱(東はフォーでしょ?)、小さいフランスパンのサンドイッチです。

 あさになると街角のいたるところに、バインミー売りの屋台が出没する。
今朝はブーのお気に入りの店でかってきてくれたのだろう。たっぷりの野菜と香草、皮付き豚肉のハムが挟んである。(中身はチョイス出来るのので、ブーのチョイスだね)

美味しい。これまでも、たまにベトナム人のスタッフが買ってきてくれたりしたが、まずかった試しがない。(辛すぎは一回あった)

美味しく頂きながらも、3つの懸念が・・・
1.ベトナム人におごってもらって、まだ、お返しが出来ていない事。
2.こんな調子では、一向に体重が落ちないであろう事。
3.バインミー屋のおばちゃんの手は、清潔だったかな?

ご馳走様です!

  


Posted by MAKOTO at 11:20Comments(1)食べ歩き

2013年01月15日

ある意味奇跡

 Sさんは、知り合いしか入れないで、不定期に(良い魚のあるときだけ)「居酒屋」もやっているんですね。
で、行ってきました。

高校のときの同級生Kほか総勢4名で行ってきました。

日本のスタイルでお通しで小鉢が2つ出てきましたが、そのうちの一つが、

奇跡の「生しらす」

東南アジアで「生しらす」ですよ!

「さっき(夕方)市場で見つけた。まぁ、これを入荷できるのはオレだけだよ」と自信満々のSさん。

言うだけあって。鮮度抜群、パキパキした歯ごたえでした。

あまりの驚きに、静岡から来たKとあたしは、「ニヤニヤ」が止まりませんでした。

こりゃあSさんに弟子入りするしかないっしょ。


写真は、市場で売っているところ。  


Posted by MAKOTO at 17:24Comments(0)食べ歩き

2013年01月15日

信じられない出来事 その1

ダナンで海鮮和食店を開業し繁盛させることが、私の「仕事」なわけですね。
でもこちらに知人がいるわけでもなく、今のところベトナム語も分からないわけですよ。
おまけに、開業準備室に日本人はあたしだけ。魚はどこで買えるのかしら?魚の仕入れがキモなんだけど・・・・
誰も教えちゃあくれないわけですよ。
でもでも、便利な世の中になった昨今、ダメもとで「ダナン、魚」なんてキーワードで検索してみました。
で、ヒットしたのが、Sさんのブログ。
ダナンで鮮魚の卸しをしているのはもとより、なんと、ベトナム産の生マグロまで商っているというではないか!信じられないこの人しかいない、と思ったあたしは(リアルにこんな人は一人しかいないのだが)ブログにコメントして、先月会ってきましたよ。んで、「友達」になってもらっちゃいました。
昨晩、友達限定の「プライベートレストラン」を開店するというのでに行ってきましたよ。そこで「信じられないその2」があったのですが、その報告は次回に・・・

写真は、ベトナム産、バチマグロ134Kg!昨日頂きました!旨!

  


Posted by MAKOTO at 01:51Comments(2)食べ歩き