2014年01月31日

大事な大事なテト(旧正月)



 ベトナムは、旧正月(テト)が正式な正月です。良く言われることですが、ベトナムは日本のように年末年始、ゴールデンウイーク、お盆と、年に三回もまとまった休みが取れる事が無く、唯一このテトのお休み期間が国の認めた長い休みなのです。
 テトは日本のお盆のような側面もあって、親戚が本家に集まり墓参をしたりして元旦を過ごします。みんな実家に帰りたいので働いたりしません。少し前までは、営業している店舗など一つも無かったと言います。でも、日本だって少し前までは元旦から営業しているところなんか無かったですよね。だから今でも日本人の忘れてしまった、「お正月」の雰囲気が残っているんですね。
 面白いのは、公務員も一斉に休んじゃうので、空港の自動車乗り入れが無料になったり、世界遺産ホイアンの旧市街のチケット売り場も閉じていたりします。交代で休めば良いのにと思いますが、そこまでして集金する事も無いと言えば無いかも。(すっかりベトナム思考の頭になってる?)
 生憎の曇り空で、初日の出は拝めませんでしたが、今年も良い年になりますように。


 
  


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2013年07月10日

リゾートのお花いろいろ

今日はお花の写真沢山載っけます。



名前は知りません

















これらの花は、七夕の日にお星様になった愛犬「マスク」に捧ぐ

14歳でした。合掌


  


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2013年06月28日

世界遺産の先輩

今住んでいるリゾートから車で南に約20分走ると、1999年に世界遺産に登録された「ホイアンの古い街並み」があります。欧米人に大人気のこのエリアは、世界遺産登録を境に様々な変化があったようです。観光客に関して言えば、それまでは一部バックパッカーのみに知られた町で、一般観光客には馴染みの薄いエリアだったらしいです。それが登録を境に、欧米人の観光客が大挙して訪れるようになります。静岡で喩えれば、浅間通り商店街がいきなり京都並みの人出になった感じ、ですかね。
かつて(数百年~二百年前です)の国際貿易港だったホイアンは、時代に取り残されてひっそりとそこにあったようですが、(まぁだから世界遺産になったんだけれど)多くの観光客が訪れるベトナム屈指の観光客になって行きます。昔ながらの街並みで普通に生活を営んでいた人々は「商売」したい人に家を貸し、そこは土産物屋やレストランになっていきます。観光客が増え始めた頃は、「ボッタクリ」もいろいろあったのではないでしょうか。(今はそんことはありませんが)登録前のホイアンを愛する人々の中には、今のホイアンに失望している人も少なくないようです。
しかしそれでもなお、ホイアンは素敵です。毎週訪れていますが、(今夜も行ってきます)一向に飽きる気配がありません。「港」には、そもそも人を惹きつける「磁場」のようなものがあるのでしょうか?つまり、「磁場」がある場所のみが「港」になり得たのではないでしょうか。不思議ですが、だからこそ、航海術も未熟であったろう時代から、そこが「港」たり得たのかもしれません。

この度、我が静岡県と山梨県にまたがり聳え立つ「富士山」が、世界遺産に登録されました。何十年見続けていても、冬の晴れた朝に雪を戴いた富士山を見ると「おお」と思わず声が出ます。本当に美しい。ほぼシンメトリーの孤立峰、大自然の偶然がもたらした我が民族への最高の贈り物。わたしは、世界登録の報も「当然」と思い、聞いていました。今でさえ外国人にも有名な富士山ですが、これからは単に眺めるだけでなく、近くまで行こうという観光客の皆さんが増える事でしょう。海外からの皆さんには、富士山と共に我々日本人の良いところも是非、伝えて行きたいですね。
  


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2013年06月23日

ホイアンランタン祭り



リゾートから車で20分くらいにあるホイアンは、世界遺産に指定された古い街で、観光客に人気の街です。半端じゃない数の観光客が訪れる街です。朱印船貿易の時代には、日本人も千人規模で住んでいたとされる古い港街です。その古い街で月に一度、旧暦14日の晩に「満月祭り」が開催されます。不要な明かりを消して、街中がランタンだけの灯りに彩られます。無数の流し灯篭が川面を漂い、それはそれは幻想的な光景です。
で、昨日が今月のランタン祭り当日でした。夜のホイアンには何度も行っていますが、ランタン祭りの夜は格別ですね。わざわざこの日を狙って、ベトナム行きの旅程を組む方もいるようですが、大正解だと思います。ホイアンは、観光客を大切にしている街だと思います。極端な観光地価格もないし、強引な物売りもシクロもない。治安も概ね良好。なんかマフィアが仕切ってるラスベガスみたい?この一帯を仕切っている親分の、賢明さとその力の強さを感じますね。ん?ここは共産圏だから、スジの人はいないか、と、いうことは・・・・

  


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2013年06月21日

久し振りに社食レポート、あとインターコンの厨房

今週はずっと雨の予報でしたが、ナンノナンノ、晴れてます暑いです。クーラーの効いた所にいるといいのですが、外はなかなか厳しいですよ。

さあ、ランチプレート行きますよ。

今日は、牛肉と野菜の炒め、ボイルした瓜にゆで卵とヌクマムかけたの、キムチ、紫蘇の葉っぱスープ、です。紫蘇は裏だけ紫で、スープにするとその紫が溶け出して、スープは赤くなっています。ポリフェノールたっぷりな感じです。少し、梅干っぽい風味もしますね。牛はおそらく地元産。硬くて食べるの大変です。

さて、先日訪れた、インターコンのキッチンですが、そこにお客さんを入れてもいいような、まるっきり「裏方」のイメージの無い、お金に糸目を付けていない、何というか、スゴイ厨房でした。(写真は無し)厨房内に会議用か試食用か、大きなテーブルが置かれ、照明は客席と同じものです。和え物専用の調理台据え付け型ボウルはそれぞれ温度設定でき、サラダは冷たく、暖かい和え物もできるようです。ダクトフードにも装飾が施され、いたるところ鏡張りです。厨房の概念が覆がえりました。でも、たぶん、なにか、ちがう。少なくとも、日本人の感性とは相入れないものでした。まぁ、滅多に見られないものですので、得した感はあります。

今日もめでたく、35度アップ。海はどこまでも青い、ダナンです。
  


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2013年06月20日

試食会のお誘い

当リゾートの料理長(フランス人)が、問屋主催のオージービーフの試食会があるが行くか?と、誘ってくれたので昨晩、「オージービーフとオージーワインの夕べ」というのに行ってきました。

会場は「インターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラ・リゾート」ソンチャ半島にある、高級リゾートです。シェフとその知人のこちらも仏人で、ホイアンの趣あるリゾートホテル「ビクトリア・ホイアン」の料理長と三人で乗り込みます。
立食の試食会ですので、手ぶらで行ったから現場の写真はありません。参加者は、ダナン、ホイアンにあるほとんどのリゾートホテル関係者、つまり「プロ」の皆さんばかり。ほぼ100パーセント白人です。私と、ホイアンでレストランを経営しているらしい若い男性の二人が、唯一と言っていいアジア人。
シェフがみんなに「日本食屋の板長だ」と、紹介してくれるのですが、「プロ」の皆さんは、かなり気になるようで…(リップサービスもあるのかな)「楽しみにしてる」だとか「俺は日本食が好きだ」とか言ってくれます。少し緊張しますね。なんだか、「ダナン・ホイアンエリア日本代表」みたいな感じです。ここで、日本料理の名を穢すことは出来ません。少し力が入りますね。
で、肝心の牛とワインですが、とても美味しく頂きました。おまけに、インターコンチネンタルのシェフが我々にレストランのキッチンを見せてくれました。その件は、また次回に。  


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2013年06月18日

龍の目はハート型

ベトナム第三の都市、ダナンは、大きな川の河口にあります。
都市に川は付きもので、日本では、東京(隅田川、神田川…)、大阪(淀川…)、新潟(信濃川)等、世界を見ても、ハドソン川、テームズ川、セーヌ川…枚挙に暇がありません。
ダナンは、この三月末に二つの新しい橋が開通しました。それまでも、ダナン市のシンボルとなっていた中心部が回転する「ソンハン橋」、構造の何処かが東洋一だかという通称ベイブリッジ(名前失念)、この二本はイルミネーションが、派手で豪華。「電気ない癖に」と揶揄する御仁もおられますが、それなりに綺麗です。そして更に、イルミネーションも何もない可哀想な感じの橋、仮設橋のような橋、の四本がありましたが、一気に二本も開通です。二本ともにギネス級らしく、只今申請中。
そのうちの一本は、龍に見立てた構造が橋を吊っている造りになっています。その龍はご丁寧にも週末の夜、火を噴く。水も噴く。これを、遊び心と言って良いのかどうか、日本人のセンスとはチョット違うようですが、見物人はそれはスゴイ数です。
さて、そのドラゴン君、目がハート型に抜かれています。

ベトナムの著名な作家の作品らしいのですが、この「遊び心」は、個人的に好き。火を噴く画像は、you tubeとかにありますので宜しければ、是非。
龍全体のイルミネーションも黄金やら赤やら青やら、七色に変化します。(電気も無いのに)もう一つの新しい橋のイルミネーションもずごく綺麗です。
この二本の個性的かつ現代的な橋のお陰で、ダナンの街全体が、急に垢抜けた印象になりました。架橋の発案者達の思惑以上の効果を、これらの橋はもたらすんじゃあないですかね。そう感じます。  


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2013年06月17日

深刻分岐点

昨日、今日と薄曇りの日が続いています。気温も33度程度、かなり過ごし易いです。10日ほど前までは、連日38度近くの最高気温を記録していて、本当に辛かった。で、考えてみると、気温が体に深刻なダメージを与えるのは、おおよそだが体温がその分岐点じゃないかと感じています。
日本では、滅多に無い体温越えもこちらでは割と「普通」しかし、思い返すにその辺りを境に辛さが違うようです。先日は、人生初、ペットボトルの水に塩を混ぜて飲みました。梅干しが無性に恋しい。発汗を普通の水で補うのは、危険な雰囲気すら感じました。
で、そんな暑い季節には、なぜか麺類のランチ頻度が上がるような気がします。さすがの現地人も暑さで食が細くなるのか、食べやすい麺になるのでしょうね。で、今日は、これです。

「ブン・マン」とか、言ってました。ブンという麺に雑草とスライスした茹で豚、そこに得体の知れない海産物発酵系のタレを和えて頂きます。
こちらの雑草の中で1番強敵はドクダミで、その生臭さは普通の日本人はだいたいアウト。おまけに今日のタレは、これまた発酵系の中では1番やな匂いのもの・・・・日本人の受け入れやすいベト飯の中でも、今日のはかなりハードル高めです。が、わたくし、普通に完食です。
今週は、ずーっと天気が悪い予報です。暑さもひと段落、少しホッとする毎日が続きそうです。  


Posted by MAKOTO at 18:40Comments(0)現地の流儀現地の食

2013年06月14日

ローカル床屋の話

今日は、社食レポートをお休みして、以前も一度お伝えしましたがもう一度、現地の床屋さんをご紹介。

これが看板ですね。黒い字でヘアー・カット、赤い字がお店の名前(オーナーの名前)です。日本ならさしずめ「ヘアーカット・ワタナベ」とかの感じでしょうね。何でもない住宅街にポツンとあります。この店の隣に、当社現地スタッフの家があり、彼の紹介で行ってきました。店内は、道路から丸見えの、いわゆるガレージ系です。飲食店もこのタイプがほとんどで、つまり冷暖房無し、正に現地流。
若い店主は、当然英語など理解せず、隣に住むうちのスタッフの「ブー」(米国帰りの伊達男)の写真を見せて「おんなじにしてね」と、注文。オーナーは若いだけにいいノリで「オッケーオッケー」みたいなことをベトナム語で言ってスタート。カットのみ、所要時間12,3分、料金は3万ドン(150円)。太っ腹にチップ込み5万ドンを支払い、二回目の現地カットが終わりました。実はこれ、一ヶ月前の話でして、もうすでに二回行ってます。明日も行く予定なんです。(アメリカ帰りの伊達男、スタッフ「ブー」は改めてご紹介しますね。
  


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2013年06月12日

日本食料理店のオープンはいつだ?

4月オープンの予定で現地に乗り込んで早半年。オープンは、遅れに遅れて8月にはなんとか、という現状。それまでは、リゾート本体の仕事に精出す毎日ですな。さて、本日のランチプレートは…

ベトナム産さつま揚げ「チャ・カ」のトマト煮、キャベツと人参の炒め、トマQマムルック、葉っぱのスープ、です。チャ・カですが、そのまま日本のスーパーで売っていてもおかしく無いような味です。ローカルの市場に行くと、魚売り場の端っこで、沖縄のグルクンと同じ魚をすり身にしていますが、そんなのが原料なんでしょう。日本人には、何の違和感も無いチャ・カ。今度は、焼いて生姜醤油に挑戦してみましょう。  


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