2013年03月19日

いろいろ考えること

ここ、ダナンでは「都市ガス」というものは存在しません。

なので、この、ベトナム第三の都市で、いま一番新しい高級マンションも、ガスはプロパンです。

最先端の、日本で比べても遜色無い高級マンションのキッチンには、プロパンのボンベが戸棚の中に隠されています。25階の部屋もそうです。

「何だ、これ?」って一瞬おもうけれど、都市ガスが無いからしょうがないのね。

人々の移動手段は、ほぼ100%バイクな訳ですけれど、みんな保険てどうしてるのかな?日本だったら、「何かあれば一億だよ、俺」とか言ってるひとがいるけど、この国の人は、大部分が無保険なんだろうなぁ~多分。.

それもそうだけど、みんなが被っているヘルメット、安いのは400円とかです。400円で、脳ミソ、守れんのかな?

HONDAもYAMAHAもものすごくベトナムで支持さえてるみたいだから、しっかりと有事の際に命を守れるヘルメットも売り出すべきだと思うんだよね。大事なお客様が、何かあったら死んでしまうと思えば、作るよね?普通!天下のHONDA、天下のYAMAHAだよ。是非、お願いします。

「バイクは危ないから自動車にしなさい」なんて発想はこの国にはありません。価格差は、「頑張ればなんとか」というレベルでは無いのです。

まぁ、いろいろ考えるダナンライフなんですなぁ。

  


Posted by MAKOTO at 00:14Comments(0)現地の流儀

2013年03月14日

床屋初体験

 1月7日に、静岡で散髪してからもう二ヶ月、かなり伸びた髪を切りに、昨晩ついに現地の床屋に行ってきた。



10日ごとに散髪するという洒落者、エンジニアのブーに連れて行ってもらった、路地を入ったところにある、正にローカルの床屋さん。

白髪のオヤジが、白いTシャツ(下着ですね)で客の髪を切っていた。

いろいろメニューがあったが、当然張り出してあるベトナム語は理解できず、ブーも待っていてくれているので、散髪のみ25,000ドンコースにした。

噂通り、バリカン中心でしかしオヤジはハサミも使いつつ15分ほどで完成だ。

注文も何も出来ないので、「どうだ」も何もない。兎に角、髪は短くなった。

完成したのは「鳳啓助」さんのような、坊ちゃん刈り・・・・支払い時になぜか、30,000ドンだと言う。初めからチップも渡すつもりだったから

気前よく40,000ドン渡し、「取っといて」とジェスチャーで示す。

オヤジ「カムオン(ありがと)」とベトナム語で言う。こちらで「ありがと」って言われたの初めてかも。やっぱり「ありがと」っていいね。

鳳啓助には満足していないが、チップ込み190円では私は文句は言えない。

マッサージや、耳掃除等各種メニューも70円位からある。今度はいろいろしてもらおうっと。




で、こちらは今日の現場。整地も池作りも今日から始まります。

厨房のレイアウトも決まりました。












  


Posted by MAKOTO at 12:59Comments(0)現地の流儀

2013年03月12日

日本信仰

先日、地元のそこそこハイクラスの海鮮料理店で見た、ショーケースの写真。



TOKYO JAPAN って書いてあるベトナム製。製品のクオリティーを錯覚させる「JAPAN」の文字。

食料品(マレーシアや台湾、フィリピン製)にも日本語。シャンプー(中国?台湾製)にも、日本語。

値段もそこそこ高額。

本当にクオリティが伴って高額ならいいんですが、そうじゃあなきゃあ詐欺だよね。

羊頭狗肉は、中国の古語だろうけれど、まぁ、ベトナムも陸続きの国だし、同じようなものか。

というか、商品の偽装は今に始まったことではないことを、この古語は教えてくれる。

我らの「日本料理店」は、これを他山の石とし、「本物」を追求して行きますよ。

「ダナンナンバー1」のみならず、ベトナムナンバー1を目指しましょう。





  


Posted by MAKOTO at 18:30Comments(0)日本料理店

2013年03月06日

世界は一つ?

5日の夕食は、一昨日から来ているセブのスタッフと、昨日インドから来たシステム管理のインド人技術者と、総勢十名でホイアンのインド料理屋に行って来ました。

ダナン唯一のインド料理屋さんも賑わっているのですが、ホイアン唯一のそのお店は、ダナンの店より旨いと評判です。

また、欧米人に人気のホイアン中心部に位置するため、旅行者で常に満員だそうで、今日も予約なしで行ってみると、「お待ち」になりました。

まぁ、料理は噂通りに美味しかったですよ。料理の写真を撮るのはいつも忘れてしまうのですが、今日は大変面白いものを見つけたので写真に撮りました。


ウェイトレスが、我ら一行のインド人に「インド人か?」と確認したあと持ってきたのが、これです。

何か緑の物体とグラニュー糖がそれぞれの器に入って登場です。

インド人を見ると、それぞれをだいたい同量手のひらに取り、ぽいっと口に放り込みます。

取り敢えず真似すると「くちゃくちゃやれ。そのあと飲み込め」と言います。「胃がスッキリするぞ」言います。

確かに爽やかなスパイスの香りは、胃をスッキリさせそうだしなかなかイイ感じ。インド人は、「地元ではソンフと言うのだ」と教えてくれました。

英語の名前は「アニス」とウェイトレスが教えてくれました。

そこで、ふと気づいたことが。

先日、ダナンのイタリアンレストランでオーナーが「食前酒にパスティス飲むか?」と言っていたことを思い出しました。

パスティスっていわゆる「アニス酒」ですよ。他には、ペルノーとか、リカールとか、ウーゾとか・・・何を隠そう私の大好物ですよ。

あれ?ヨーロッパは食前にアニス酒で、インドは食後にアニスくちゃくちゃ!

ハーブやスパイスはもともと薬なわけで、さもありなん、なわけですが、なんだかいろんな意味で嬉しい出会いでした。


それにしても、インド人は最初から最後までずーっとスパイスとハーブを食べてるんだから、感心します。

まぁ、和食も、どこよりも新鮮な海産物を食し、お茶飲んで更に発酵食品バンバンだから、負けてはいないけどね。

  


Posted by MAKOTO at 19:25Comments(0)食べ歩き

2013年03月04日

なんだかバタバタ

2日の土曜に、日本からオーナーご一行様総勢十名様がリゾートにお越しになりました。

んで、昨晩の夕食は和食で、というリクエストがあったため、仕入れやら何やらで、木曜あたりからバタバタしてました。(なんせ、一人だからね)

刺身やら、煮付けやら、天ぷらやら、ベトナム人の副料理長とその若い衆の力を借りて、なんとかこなしました。

まぁ、厨房内は、空調が効いていない上に、中華バーナーやら、焼き台やら、初めて見る、フードウォーマーやらの熱源全開で、いやぁー暑かった。

仕入れルートが確率していないから、割と高い仕入れ値になってしまいましたが、初めてローカルの市場で買い物もしました。

どう考えても、ベトナム人よりも高く売りつけられていると思うんだけど、交渉のしようもないのが悔しいですね。

しかし、日曜の市場の魚のラインアップは、良かったですねぇ。ピカピカの魚がいくつかありましたよ。

さて、もう雨季は終わったとか言っていたダナンが、大雨です。昨日の夕方から時折強く降っています。今も降り続いています。天気予報では、金曜まで続くようです。

先週はずーっと晴れていたのに、せっかく日本から皆さんお越しなんだから、天気も少しは気を使ってくれればいいのに・・・・



こちらは、ご存知のようにほとんどの人がバイク移動です。だから、雨が降る日の移動は、わりと辛い。「雨だから仕事休む」とかの選択をしてしまう人もいるとか。

限りなくゴミ袋に近い使い捨て(再利用可)のカッパで、バイクに乗っている人がほとんどです。

中高と、通学は自転車だったから雨の日は憂鬱だったなぁ。成人してからは、雨の日に魚をバイクで配達していて、開かずの踏切で散々待たされて、いろいろ考えたなぁ・・・

私は、まだまだ雨の中を平気で走れるほど現地人化はしていないので、天気の回復が待ち遠しいです。  


Posted by MAKOTO at 21:10Comments(0)日本料理店