2013年06月29日

社食行っとく?

さて、本日のメニューです。

ベトナムを代表する麺料理、フォーですね。魚肉ソーセージを団子にしたようなのと、牛すじ入りです。
お店では、牛のスライス肉や、ほぐした鶏肉なんぞが入っていますが、社食のは多分だしを取るのに使った牛スジがそのままスープに浮かんでいます。それと、お決まりの雑草系ハーブたっぷり、あと、茹でもやしもいい仕事してます。唐辛子のみじん切りのアクセントもいいですね。

ヌクマムというベトナムの魚醤を垂らすと、肉と魚とのダブルスープ?になりなお旨い。ここだけの話、リゾートのレストランでお客様に提供しているのより美味しいかもです。お客様、ゴメンナサイ。  


Posted by MAKOTO at 19:52Comments(0)現地の食

2013年06月28日

世界遺産の先輩

今住んでいるリゾートから車で南に約20分走ると、1999年に世界遺産に登録された「ホイアンの古い街並み」があります。欧米人に大人気のこのエリアは、世界遺産登録を境に様々な変化があったようです。観光客に関して言えば、それまでは一部バックパッカーのみに知られた町で、一般観光客には馴染みの薄いエリアだったらしいです。それが登録を境に、欧米人の観光客が大挙して訪れるようになります。静岡で喩えれば、浅間通り商店街がいきなり京都並みの人出になった感じ、ですかね。
かつて(数百年~二百年前です)の国際貿易港だったホイアンは、時代に取り残されてひっそりとそこにあったようですが、(まぁだから世界遺産になったんだけれど)多くの観光客が訪れるベトナム屈指の観光客になって行きます。昔ながらの街並みで普通に生活を営んでいた人々は「商売」したい人に家を貸し、そこは土産物屋やレストランになっていきます。観光客が増え始めた頃は、「ボッタクリ」もいろいろあったのではないでしょうか。(今はそんことはありませんが)登録前のホイアンを愛する人々の中には、今のホイアンに失望している人も少なくないようです。
しかしそれでもなお、ホイアンは素敵です。毎週訪れていますが、(今夜も行ってきます)一向に飽きる気配がありません。「港」には、そもそも人を惹きつける「磁場」のようなものがあるのでしょうか?つまり、「磁場」がある場所のみが「港」になり得たのではないでしょうか。不思議ですが、だからこそ、航海術も未熟であったろう時代から、そこが「港」たり得たのかもしれません。

この度、我が静岡県と山梨県にまたがり聳え立つ「富士山」が、世界遺産に登録されました。何十年見続けていても、冬の晴れた朝に雪を戴いた富士山を見ると「おお」と思わず声が出ます。本当に美しい。ほぼシンメトリーの孤立峰、大自然の偶然がもたらした我が民族への最高の贈り物。わたしは、世界登録の報も「当然」と思い、聞いていました。今でさえ外国人にも有名な富士山ですが、これからは単に眺めるだけでなく、近くまで行こうという観光客の皆さんが増える事でしょう。海外からの皆さんには、富士山と共に我々日本人の良いところも是非、伝えて行きたいですね。
  


Posted by MAKOTO at 18:08Comments(0)日記現地の流儀

2013年06月28日

当たって砕けろ!

今夜は、チャーハンなど作り自室で寛いでいると、同僚のブーから電話だ。「大工の棟梁が奢るから来い」というお誘いだ。目の前の道を北にずーっと行って、ドンづきあたりの道端シーフードが、会場らしい。初のお誘いだし、一度は飲んでみたい相手だったので、出かけて行った。シーフードレストランは、基本的にどんな安い店も活けの魚介類を扱っている。ランクをつけるなら上から、水槽完備、クーラー付きの普通のレストラン。次が、道端にもテーブルは出ているが、屋根のある所もありトイレも一応ある、しかし魚介類はタライに入れてある、クーラーはなし、のタイプ。そして最低ランクが、屋根もない、トイレもない、ただの空き地にテーブルを設置しての営業、しかしタライに魚介類は生きている、という仲間内でバーベキューやってる感じの店。
当然同じものを飲み食いしても値段は違い、それは店の作りに比例してるわけですよ。

目の前の道を北にドンづきまで行ったあたりだと聞いて出発した指定の店は、まさかの最低ランク業態。別に空き地にテーブルでも不満は何もないが、問題は衛生面。いや、問題はここだけなんだよ、私にとっては。高級店よりむしろ楽しい。私が着いた時には、注文はもう終わっていた。貝の炭火焼のような野趣溢れるつまみでローカルビールをぐびぐび。ん~イヤー仲間内のバーベキューみたいでいいねぇ、と思っていると次に、なんと「刺身」が出てきた。真水も満足に使えないような調理環境で「刺身」ですよ。日本人は刺身が好きだからたのんどいたよ、的な雰囲気もあり、友好のためにも食べざるを得ない状況です。で、腹を括って頂きました。美味かった。活け〆だもん、美味いよ。でも菌もウイルスも見えないし味しないし・・・・あれから二時間、今のところ体調の変化はありません。朝まで何もありませんように祈るばかりです。デモさ、昭和40年代までは日本の屋台も似たようなもんだったんだもんね。ベトナムでもそのうち、衛生面がどうのと言い出して、清潔になり過ぎて、アトピーとか出てくるのかな・・・
  


Posted by MAKOTO at 01:32Comments(0)食べ歩き

2013年06月26日

社食いきます

今日の予想最高気温は39度になっている、ダナンです。久し振りのピーカン、海は真っ青、おまけに週末の雨で空気も洗われ、空も真っ青。久し振りの体温越えも、なにかちょっと嬉しい感じです。しかし、エアコンの無い社員食堂はあまりに暑く、勝手に外の日陰に椅子を出して、海からの風に当たりながらのランチになりました。

今日は、イトヨリ鯛の素揚げ(20cmx2)、インゲンと人参の炒め、ジャガイモのスープ、トマQマムルックです。
糸よりは日本にもいますが、素揚げは初めてかな?頭もバリバリ行けました。そして今日は最後に残った白米にマムルックをのっけ、スープをかけて頂きました。イカが入っていれば「イカの塩辛茶漬け」そのもの!美味しいですなぁ。ん~この食い方、しばらく続きそうです。
  


Posted by MAKOTO at 15:36Comments(0)現地の食

2013年06月25日

広いけど狭い地球

本日はこちらの写真から。

この写真は、ダナン唯一の日本語学校の池の様子です。日本そのままですね。この学校には、日本の甘味處のようなレストランも併設されています。更に、ベトナムの恵まれない子供達の為の活動もしているようで、その一環として最近、縫製工場も立ち上げました。聾唖の子供達でも、縫製なら出来ます。何かの力になれればと、私どもはそちらで制服を作ってもらっています。
その商談でこちらを訪ねた際、一人の女生徒さんが、間も無く日本に留学するのを聞きました。行き先を尋ねると、なんと「静岡」。地球はでっかいけど、狭い!私が静岡人だと告げると彼女もびっくりしていましたが、これもご縁。数人の知人を紹介しときました。彼女の留学が本人のみならず、日越両国の為になればと思って止みません。彼女は日本語がかなり堪能なので、語学習得の留学ではありません。日本の良いところを沢山学んで来て欲しいですね。  


Posted by MAKOTO at 14:33Comments(0)日記

2013年06月23日

社食レポート再び

ここ2.3日、乾季だというのに雨模様の日が続きました。天気は回復に向かっている様子です。スーパームーン見れるかな?さて、社食レポートいってみましょう。

本日の献立は、湯で豚スライス、オクラのボイル、雑草いっぱい、葉っぱのスープ、シーフード発酵系の付けダレ(名前は調査中)
この付けダレは、湯で豚とセットらしく、店では、乾燥ライスペーパープラスしっとり厚めのライスペーパーに、葉っぱ、豚スライスを巻いて、このタレを付けて食べるスタイルです。ちょっと匂いがきついので日本人には厳しいかもわかりません。が、私は問題なく頂きます。茹でオクラも数本分盛り付けてくれました。イヤー野菜がふんだんなベトナムランチ、最高です。  


Posted by MAKOTO at 20:36Comments(0)現地の食

2013年06月23日

社食レポート再び

ここ2.3日、乾季だというのに雨模様の日が続きました。天気は回復に向かっている様子です。スーパームーン見れるかな?さて、社食レポートいってみましょう。

本日の献立は、湯で豚スライス、オクラのボイル、雑草いっぱい、葉っぱのスープ、シーフード発酵系の付けダレ(名前は調査中)
この付けダレは、湯で豚とセットらしく、店では、乾燥ライスペーパープラスしっとり厚めのライスペーパーに、葉っぱ、豚スライスを巻いて、このタレを付けて食べるスタイルです。ちょっと匂いがきついので日本人には厳しいかもわかりません。が、私は問題なく頂きます。茹でオクラも数本分盛り付けてくれました。イヤー野菜がふんだんなベトナムランチ、最高です。  


Posted by MAKOTO at 20:36Comments(0)現地の食

2013年06月23日

ホイアンランタン祭り



リゾートから車で20分くらいにあるホイアンは、世界遺産に指定された古い街で、観光客に人気の街です。半端じゃない数の観光客が訪れる街です。朱印船貿易の時代には、日本人も千人規模で住んでいたとされる古い港街です。その古い街で月に一度、旧暦14日の晩に「満月祭り」が開催されます。不要な明かりを消して、街中がランタンだけの灯りに彩られます。無数の流し灯篭が川面を漂い、それはそれは幻想的な光景です。
で、昨日が今月のランタン祭り当日でした。夜のホイアンには何度も行っていますが、ランタン祭りの夜は格別ですね。わざわざこの日を狙って、ベトナム行きの旅程を組む方もいるようですが、大正解だと思います。ホイアンは、観光客を大切にしている街だと思います。極端な観光地価格もないし、強引な物売りもシクロもない。治安も概ね良好。なんかマフィアが仕切ってるラスベガスみたい?この一帯を仕切っている親分の、賢明さとその力の強さを感じますね。ん?ここは共産圏だから、スジの人はいないか、と、いうことは・・・・

  


Posted by MAKOTO at 00:10Comments(0)現地の流儀

2013年06月21日

久し振りに社食レポート、あとインターコンの厨房

今週はずっと雨の予報でしたが、ナンノナンノ、晴れてます暑いです。クーラーの効いた所にいるといいのですが、外はなかなか厳しいですよ。

さあ、ランチプレート行きますよ。

今日は、牛肉と野菜の炒め、ボイルした瓜にゆで卵とヌクマムかけたの、キムチ、紫蘇の葉っぱスープ、です。紫蘇は裏だけ紫で、スープにするとその紫が溶け出して、スープは赤くなっています。ポリフェノールたっぷりな感じです。少し、梅干っぽい風味もしますね。牛はおそらく地元産。硬くて食べるの大変です。

さて、先日訪れた、インターコンのキッチンですが、そこにお客さんを入れてもいいような、まるっきり「裏方」のイメージの無い、お金に糸目を付けていない、何というか、スゴイ厨房でした。(写真は無し)厨房内に会議用か試食用か、大きなテーブルが置かれ、照明は客席と同じものです。和え物専用の調理台据え付け型ボウルはそれぞれ温度設定でき、サラダは冷たく、暖かい和え物もできるようです。ダクトフードにも装飾が施され、いたるところ鏡張りです。厨房の概念が覆がえりました。でも、たぶん、なにか、ちがう。少なくとも、日本人の感性とは相入れないものでした。まぁ、滅多に見られないものですので、得した感はあります。

今日もめでたく、35度アップ。海はどこまでも青い、ダナンです。
  


Posted by MAKOTO at 13:04Comments(0)現地の流儀

2013年06月20日

試食会のお誘い

当リゾートの料理長(フランス人)が、問屋主催のオージービーフの試食会があるが行くか?と、誘ってくれたので昨晩、「オージービーフとオージーワインの夕べ」というのに行ってきました。

会場は「インターコンチネンタル・ダナン・サン・ペニンシュラ・リゾート」ソンチャ半島にある、高級リゾートです。シェフとその知人のこちらも仏人で、ホイアンの趣あるリゾートホテル「ビクトリア・ホイアン」の料理長と三人で乗り込みます。
立食の試食会ですので、手ぶらで行ったから現場の写真はありません。参加者は、ダナン、ホイアンにあるほとんどのリゾートホテル関係者、つまり「プロ」の皆さんばかり。ほぼ100パーセント白人です。私と、ホイアンでレストランを経営しているらしい若い男性の二人が、唯一と言っていいアジア人。
シェフがみんなに「日本食屋の板長だ」と、紹介してくれるのですが、「プロ」の皆さんは、かなり気になるようで…(リップサービスもあるのかな)「楽しみにしてる」だとか「俺は日本食が好きだ」とか言ってくれます。少し緊張しますね。なんだか、「ダナン・ホイアンエリア日本代表」みたいな感じです。ここで、日本料理の名を穢すことは出来ません。少し力が入りますね。
で、肝心の牛とワインですが、とても美味しく頂きました。おまけに、インターコンチネンタルのシェフが我々にレストランのキッチンを見せてくれました。その件は、また次回に。  


Posted by MAKOTO at 20:38Comments(0)日記現地の流儀