2013年03月06日

世界は一つ?

5日の夕食は、一昨日から来ているセブのスタッフと、昨日インドから来たシステム管理のインド人技術者と、総勢十名でホイアンのインド料理屋に行って来ました。

ダナン唯一のインド料理屋さんも賑わっているのですが、ホイアン唯一のそのお店は、ダナンの店より旨いと評判です。

また、欧米人に人気のホイアン中心部に位置するため、旅行者で常に満員だそうで、今日も予約なしで行ってみると、「お待ち」になりました。

まぁ、料理は噂通りに美味しかったですよ。料理の写真を撮るのはいつも忘れてしまうのですが、今日は大変面白いものを見つけたので写真に撮りました。


ウェイトレスが、我ら一行のインド人に「インド人か?」と確認したあと持ってきたのが、これです。

何か緑の物体とグラニュー糖がそれぞれの器に入って登場です。

インド人を見ると、それぞれをだいたい同量手のひらに取り、ぽいっと口に放り込みます。

取り敢えず真似すると「くちゃくちゃやれ。そのあと飲み込め」と言います。「胃がスッキリするぞ」言います。

確かに爽やかなスパイスの香りは、胃をスッキリさせそうだしなかなかイイ感じ。インド人は、「地元ではソンフと言うのだ」と教えてくれました。

英語の名前は「アニス」とウェイトレスが教えてくれました。

そこで、ふと気づいたことが。

先日、ダナンのイタリアンレストランでオーナーが「食前酒にパスティス飲むか?」と言っていたことを思い出しました。

パスティスっていわゆる「アニス酒」ですよ。他には、ペルノーとか、リカールとか、ウーゾとか・・・何を隠そう私の大好物ですよ。

あれ?ヨーロッパは食前にアニス酒で、インドは食後にアニスくちゃくちゃ!

ハーブやスパイスはもともと薬なわけで、さもありなん、なわけですが、なんだかいろんな意味で嬉しい出会いでした。


それにしても、インド人は最初から最後までずーっとスパイスとハーブを食べてるんだから、感心します。

まぁ、和食も、どこよりも新鮮な海産物を食し、お茶飲んで更に発酵食品バンバンだから、負けてはいないけどね。

  


Posted by MAKOTO at 19:25Comments(0)食べ歩き